月給2千リンギでも工場労働者確保できず エンジニアリング業界が悲鳴 | マレーシア発ニュース速報 | マレーシアナビ!
FOMFEIAセランゴール州・KL地区支部(SFEIA)の会長を務めるファン氏は華字紙「星洲日報」のインタビューに対し、政府及び人的資源省は業界の苦境を理解しているが、すでにかなりの工場が半分操業停止の状態にあり、首都圏だけで30—40の業者が行き詰まっていると述べた。
月給2,000リンギを超える高給を提示してもマレーシア人の労働力を確保できない状態で、外国人労働者の2倍近い3,000リンギの高給で求人広告を出しても応募者がいないという。ファン氏は若者が楽な仕事をやりたがったり、少ない資本を元に自営業を営むことを志向していると指摘、政府に対し外国人労働者の雇用基準を緩和するよう訴えた。
鋳物・エンジニアリング業界でも一定の機械化が進んではいるものの、自動車や機械部品製造などでは自動化することに限界がある。同業界では、80%の労働力を当局は月給1,500リンギ以下の非管理職マレーシア人労働者1人に対して外国人労働者1人の比率で雇用を認めているが、低賃金でマレーシア人労働者を雇えない状況では、外国人労働者を雇うことができず、必要な労働力が確保できないということになるという。
自分が支援に行っていた頃は、エンジニア(管理職扱い)の給与は2500リンギがスタートラインでした。 若手社員だと1000リンギいかなかったですね。
マレーシア人がラクな仕事に就きたがるのはその通りで、いくら「やりがい」や「キャリアアップ」を訴求したってダメです。 それに副業をやってる社員も多くて、金が貯まったら会社を辞めてそちらに専念することが多いです。
こればっかりはしょうがないですね。