ホンダ、部品輸送に鉄道を活用 CO2排出量

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ホンダ、モーダルシフト拡大-売上高当たりCO2排出量13%削減にめど:日刊工業新聞

ホンダは5月から順次車・部品輸送のモーダルシフトを拡大する。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と浜松製作所(静岡県浜松市)から埼玉製作所(埼玉県狭山市)への変速機輸送をトラックから鉄道に切り替えるほか、完成車輸送の内航船利用率を37%から60%に高める。モーダルシフト推進により、2010年度に国内の輸送にかかわる売上高当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を06年度比10%削減する当初目標値に対し、13%削減を達成できる見通しだ。
 
ホンダはJR貨物と契約し、まず5月から鈴鹿―埼玉の両製作所間の変速機輸送を鉄道に切り替える。一日当たり5―6個のコンテナに変速機を合計200基程度積載。JR貨物が運行する定期便で三重県四日市市から埼玉県新座市の貨物駅間を輸送する。貨物駅まではトラックを使う。CO2排出量を従来比6―7割削減できる見通しだ。

台風とかで東名が通行止めになったりすると、浜松からミッションが届かずに鈴鹿や狭山のラインが止まったりするそうですが、鉄道の方がまだ信頼性も高いのでしょう。
JITの観点ではバッファーが増えることになりますが、製造段階のCO2削減の方が重要と判断したのでしょう。