スーパー「オオサワ」が倒産してた

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

犬の散歩コースには、基本的な巡回コースと季節ごとのお気に入りコースの2種類があるようです。 また散歩の長さも夏は短く、秋冬は長くなるなどの変化があります。

で、4月の中頃に久しぶりにこまがわ団地のオオサワストアの近くを通ったら、営業していませんでした。 自販機や証明写真機も撤去されているし、保冷庫の室外機が稼働していません。 おかしいなと思って、入り口まで行ってみたら、「1月15日から臨時休業」という張り紙がされていました。 とはいえ、改装作業をしているようには見えませんし、潰れたとしか思えません。

そういえば最近は折り込みチラシ(カラーではなく薄い色の付いた紙を使ってた)も入ってないしな。
惣菜の「鶏肉の照焼き」が好きだったのに。 残念だけど、価格ではヤオコーやベイシアと勝負にならないし、しょうがないですね。

その後、新狭山のオオサワの前を通ったら、こちらも閉店して中は空っぽになっていました。 ということは、こま川店だけの話ではなく、オオサワ自体が倒産しちゃったんでしょうね。 上広瀬店の前は通らないのですが、こちらは既に建屋が解体されたもようです。

埼玉西部の優良スーパー オオサワストア倒産

当社は、1997年(平成9年)2月の設立。スーパーマーケットの経営業者で、青果、海産物、肉類のほか、加工食品、調味料、菓子、日用雑貨などを扱っていた。
 
「オオサワ」の店舗名で県西部地区を中心に出店を進め、実質本店である新狭山駅前店のほか狭山市内に複数店、また坂戸市や日高市などにも出店し、近時は6店舗体制となっていた。 当地区では中堅クラスの業容を維持し、2006年9月期には年売上高約25億円を計上。 その後も業容は拡大基調にあったが、県内外の大手スーパーの攻勢や大型ショッピングセンターの進出なども重なり、競合激化から収益面は常時厳しく、利益は毎期僅少の域にとどまっていた。
 
近年は、原料高騰などの影響により仕入れ価格が上昇気味でさらに収益を圧迫。 2009年に入ってからは支払い遅延が表面化するなど資金繰りも悪化していた。 このため、不採算店舗の閉鎖など合理化を進めていたものの、近時の急速な景気悪化もあって売り上げが大幅にダウン。支えきれず事業継続を断念した。負債は債権者約200名に対し約7億円。

こまがわ団地からヤオコー日高店までは1km以上あります。 買い物難民とまではいきませんが、お年寄りにはちょっと遠いですね。 団地は丘の上ですし。