Business Media 誠:トヨタの平均は3752万円だけど……日産の役員報酬はいくら?
日産自動車が2010年3月期に取締役に支払った報酬額平均が1人当たり1億4100万円だったことが分かった。同社が開示した定時株主総会の招集通知資料で明らかになった。
取締役12人の報酬総額は16億9200万円に上るが、このうち社外取締役2人の報酬は計200万円。残る10人の取締役で単純平均すれば1億6900万円にもなる。ただ同社の場合、圧倒的に取り分が多いのが、カルロス・ゴーン社長(56)で、報酬は10億円以上といわれている。(中略)
一方、大規模なリコール問題があったトヨタは取締役38人の総額が前の期より約10%減の14億2600万円。1人当たり3752万円と、日産の約 4分の1の水準にとどまった。
このほか、ホンダは取締役21人の総額が10億1500万円で、1人当たり4833万円。こうしてみると、日産が際だっている。(中略)
3月決算企業の場合、6月の株主総会後に提出する有価証券報告書で、役員報酬が1億円以上の役員を個別開示することが義務づけられた。
日産も株主総会の招集通知では、個別の支給額は開示していないが、有価証券報告書では10億円以上ともいわれるゴーン社長の支給額を明らかにすることになる。
確かに日産をリバイバルさせた功績は認めるけど、過去5年間のゴーンCEOの働きぶりに10億円以上の価値があるのかは疑問ですけどね。