ポスト鳩山政権の見極め方――東大の伊藤元重教授 - ITmedia エグゼクティブ
「この20年間、日本では一度もデフレギャップが解消していない」。デフレギャップとは、総供給が総需要を上回っている状態。つまり、ある業界のすべてのメーカーが製品を生産した場合、その生産量よりも消費者の需要が20年間常に小さかったことになる。逆に上回っていればインフレギャップということになる。
「多くの業界で、今後デフレギャップが解消されることはない」(伊藤氏)(中略)
「企業ができることは3つ。もっとがんばること、競争相手を(もちろん合法的に)抹殺すること、差別化すること。もしかすると2番目が一番大事かもしれない」(同氏)
それは円高や賃金コストの上昇で、輸出競争力がなくなり逆に輸入が増えているのに、生産能力は比例して減ってないからなんでしょうね。
20年間「もっとがんばること」でなんとかやってきた訳ですが、さらに自分の首を絞める結果になっただけです。
そろそろ日本企業同士で共喰いを始めるしかないのかもしれません。