菅直人首相は9日夜、中央省庁の官僚を「大バカ」と評した過去の発言について「やや言い過ぎだったかもしれない」と修正した。首相官邸で記者団に語った。首相はこの日も「放っておけば自分たちの役所や自分の任期の間で何とかという発想をする」と官僚批判を展開。一方で「専門的な知識や経験は豊富だ。大いに活用して大臣らが判断する」と強調した。
鳩山内閣が米軍普天間基地の移設問題で官僚を使いこなせずに迷走したことを踏まえ、官僚への配慮をにじませた格好だ。首相は昨年10月、官僚について「霞が関なんて成績がよかっただけで大バカだ」と批判した。
「バカ」ならまだしも、「大バカ」は言い過ぎだったといいたいようです。 口先では「修正」してますが、ホンネがどうかは考えなくても分かることです。
個人的には「反権力」でのし上がった人間が、権力の中心でその力を使いこなせるとは思えないので、あまり期待していないです。