「政治とカネ」に触れず…所信表明演説(読売新聞) - Yahoo!ニュース
鳩山前首相が好んだ「友愛」「いのちを守る」といった情緒的な表現を排し、「強い経済、強い財政、強い社会保障」など平易な言葉遣いで新内閣の再出発を誓った。(中略)
残念なのは、「政治とカネ」の問題に新内閣がどう対処するのかについて、全く説明しようとしないことだ。首相は、鳩山氏と民主党の小沢前幹事長の辞任で「けじめ」がついたと言うが、顔ぶれが変われば「政治とカネ」の問題も解消するとの主張は、閣僚に事務所経費問題が持ち上がったことで、もろくも崩れた。
首相は演説の締めくくりで「是非とも私を信頼していただきたい」と呼びかける。だが、前政権の十分な総括もないまま、鳩山氏のように「トラスト・ミー(私を信じて)」と訴えているだけならば、新内閣に寄せる国民の期待が長続きすることはないだろう。
カネに汚いのが政治家の本質でしょうから、顔ぶれが変わったところで、同じ問題は続くんですよね。
首相は記者団の質問に、「ですから何の批判ですか?」「あなたはどう思われますか?」「なぜ、そんな批判が出てきてるんですか?」と逆質問を次々と繰り出した。
さらに、11日の所信表明演説に国債発行額や消費税に関して具体的な数値をあげなかった理由を問われると、「全部聞いていました? もっと大変なことを申し上げたつもりなんですけどね」と不快感をあらわにした。
記者に逆ギレしてどうするんだよ。 ホント、器が小さいな。
一方、敗軍の将が兵を語ったそうです。
鳩山氏、社民へ恨み節「離脱しない亀井氏は立派」(読売新聞) - Yahoo!ニュース
鳩山前首相は11日、BS朝日の番組収録で、亀井静香前金融・郵政改革相の辞任について、「亀井氏の取った措置、立場は立派だ。責任は取るが、連立離脱はしない。そこは社民党と国民新党の違いだ」と述べ、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で連立政権を離脱し、鳩山政権崩壊のきっかけを作った社民党への恨みを口にした。(中略)
当時の菅副総理や小沢民主党幹事長が同問題に関与しなかったことについては、「何度も小沢幹事長に会ったが、『こちらに任せる』という話だった。菅さんはタッチしたかったと思うが、財政を扱うことも非常に大事な時期だから、こちらで引き取った」と語った。
そりゃ落とし所も考えないで自爆する奴に、誰が付き合うかって。 菅も小沢も、「バカだなぁ、あいつ」と思ってたに違いないだろう。