新型マーチ HV以外では国内最高燃費 26km/L

日産 マーチ 新型…燃費性能はHV以外では国内最高|GAZOO.com

次期マーチで最高の燃費性能をもつタイプは、新開発の3気筒1.2リットルエンジンとアイドリングストップ装置、さらに副変速機付きのCVT(無段変速機)を組み合わせた。26kmの燃費性能はハイブリッドを除く登録乗用車では国内最高となる。
 
3気筒エンジンは従来の同クラス4気筒エンジンに比べ、摩擦抵抗を約20%低減するなどで燃費向上につなげた。

アイドルストップ付きなら、もうちょっと(30km/L近く)行けなかったかなと思いますけど。

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アイドリングストップ機構は自然なフィーリングを重視したと言い、エンジン再始動に必要な時間を0.4秒とした。最大停止時間はおよそ3分間だが、電力の使用状況や環境などによって停止時間は異なる(およそ1~3分間)。燃費はアイドリングストップ機構によって約8%向上すると言い、これら新開発の技術によって、新型マーチの10・15モード燃費は26km/Lを実現した。

8%向上して26km/Lということは、アイドルストップしなかったら24km/Lということになりますね。
ちなみにアイドルストップ機構は全車標準装備なのかな? それとも燃費スペシャルだけ?

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日産のシステムは、エンジンが止まる時の逆回転を検知するセンサーによってそれぞれのピストンの停止位置を計測するなどで、再始動の時間を短縮した。最初にクルマに乗って始動する時よりも0.2秒短い0.4秒で再始動できるようにしている。マツダのi-stopより少し長いが、ドライバーがストレスを感じない範囲に収めている。
 
燃費は約8%向上できたという。マツダのi-stopは直噴エンジンにしか採用できないが、マーチの場合は通常の燃料供給方式のエンジンに採用しており、適用範囲も広げることが可能だ。
 
また、マツダのシステムは始動専用のものを加え、バッテリーを2台積んでいるが、日産は耐久性や出力性能などに優れ、蓄電容量も通常より約1.5倍に増やしたタイプの採用でバッテリーを1台のみとした。

新型マーチ(1.2L)の出力は66kW(90PS)ということですから、デミオ13C-V(23km/L)と同じですね。 排気量が100cc少ないうえに、出力の面で不利な3気筒としては、かなり立派な数字だと思います。 フィット(24km/L)は73kW(100PS)ですが、スペックほどの差はないでしょう。

「燃費No.1」の称号は大きいですからね。 他メーカーも頑張ってもらいたいものです。