asahi.com(朝日新聞社):2学期制から撤退続々 授業増効果期待外れ、現場に不評 - 社会
前期と後期の「2学期制」を採用した公立小中学校で、元の3学期制に戻す動きが相次いでいる。2学期制を採れば、3学期制に比べて始業式や終業式、定期テストなどの回数が減り、その分を授業に回せるメリットがあるとされてきたが、実際にはさほどの効果がなく、逆に「前期の中に長い夏休みが入るなどしてメリハリがつかない」と不評を買う結果に。一時のブームは冷めた格好だ。(中略)
「年間で20~30時間増やせると期待したが、実際にはその半分以下だった」。09年度から3学期制に戻した大阪府四條畷市教委の担当者は言う。05年から一部で2学期制を試行した兵庫県尼崎市の中学校でも、増えた授業時数は「年10時間ほど」。市教委の担当者は「この程度なら3学期制でもやりくりでひねり出せる」という。同市は昨年11月、全校導入を見送ることを決めた。
横浜市では04年度までに約500の小中学校のほぼ全校が2学期制を導入したが、今年度、計11の小中学校が3学期制に戻した。中学校の校長の一人は「長い夏休みの前に通知表がなく、何を目標に勉強してよいのか戸惑う生徒がいた。期末テストを終えて、通知表をもらって夏休みに入るという3学期制のほうが、気持ちの区切りになる」と明かす。
高専で何が良かったって、前後期制だったことですね。 間に1週間くらいの秋休みがあったりね。
そもそも授業を増やすのが目的なら、それは違うだろと思うけどね。 単に先生が馴染めなかっただけじゃないのかな。