“岡ちゃん”になりたがる、ボスのヒンシュク:日経ビジネスオンライン
リーダーシップとは、リーダー(=トップ)の資質とそのリーダーに従うフォロワー(=社員)の行動によって決まる現象であり、リーダーの資質以上にフォロワーの質が大きく影響する。
「フォロワーシップ」という概念が注目されるようになったのは、1980年以降のこと。これは平たく言えば、“部下力”。私自身は“他人力”と呼んでいる。(中略)
「組織運営においてリーダーの及ぼす影響力は10%程度で、残りの90%は、部下である人々の力が左右する」
米カーネギーメロン大学のロバート・ケリー教授はこう指摘して、リーダー神話ともいわれるリーダーのカリスマ性を否定した。
また、米国の組織心理学者のライクは、「攻撃的なリーダーや一匹狼の天才は必要ない。大切なのは、リーダーが自分のチームに誇りを持てるかどうかだ」と語っている。
つまり、リーダーが真のリーダーになるためには、どんな部下を持つことができたかの方が重要であり、自分を理想のリーダー像に近づけようと努力するよりも、部下たちの力を借りる努力をした方が、チームは成功するのである。
原因系ではなく結果系ってことかな?
日本人は他力を借りることが恥という意識があるからね。 自分も含めてだけど。