コミュニケーションを可視化し、定量的に分析する?

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職場改善道場:社員と対話しないリーダーを見過ごすな - ITmedia エグゼクティブ

このように率先して業務改革に取り組むKOSでは、多くの企業に見られるコミュニケーション上の問題はないかに思われた。しかしながら、リーダーと部下のコミュニケーション不足といった同様の課題は存在した。そこで取り組んだのが、社員同士のコミュニケーションを可視化し組織が抱える問題点をあぶり出すことだった。日立製作所が開発する「ビジネス顕微鏡」と呼ぶシステムを用いて、コミュニケーションを可視化し定量的に分析した。
 
同システムは、名札型の端末に内蔵した赤外線センサーにより、装着者同士の対面時間および活動状況を検出できる。そのデータが社員のコミュニケーション量を表す数値となる。測定データをサーバに集約、分析し、社員同士のコミュニケーションの頻度や組織を構成する社員の相関関係などを浮かび上がらせる。従来は職場のコミュニケーション状況を把握したい場合、社員へのアンケート調査が主だった。「アンケートだと回答者の意識や感覚に左右されたり、定性的なデータになってしまう。ビジネス顕微鏡を用いれば、客観的かつ定量的なデータを大量に取得できる」と日立ハイテクノロジーズの経営戦略本部 ビジネス顕微鏡グループで部長代理を務める石井恭子氏は説明する。

いまはサッカーの試合でも、選手一人ひとりの走行距離やパス受け回数、パス成功率なんかがデータとして記録されるようになっています。

そのうち、社内での歩行距離や同僚と交わした言葉の数なんかも、モニタリングされるようになるんでしょうね。 いやはや。