“壊し屋小沢”再び。決して空論と言えない状況だ。永田町でささやかれ出したシナリオは2つ。民主党政権の「11月危機説」と「3月危機説」である。
まずは「11月危機説」。仮に首相が代表選で勝利し、内閣改造を経て9月中にも召集する臨時国会に臨んだとしても、自民党など野党との「部分連合」協議でつまずけば国会は空転する。野党が一致すれば参院に提出した首相問責決議案が可決される。「法的拘束力がないから」と首相が退陣や衆院解散を拒んでも、今度は衆院で野党が内閣不信任案を提出し、小沢氏らがそれに同調。内閣総辞職か総選挙に追い込まれる、というものだ。
「3月危機説」は、来年1月召集の次期通常国会で立ち往生するシナリオだ。来年度予算案を巡る与野党の審議が折り合わない場合、税制改正などの予算関連法案の扱いが焦点になる。
予算案は憲法の規定で、衆院で可決し、参院送付後30日が経過すれば自然成立する。予算関連法案は一般の法案と同じ扱いとなり、衆院可決後に参院で否決されると、衆院の3分の2以上の多数での再可決が必要だ。
ところが、与党は現状では衆院で3分の2の議席がない。追い込まれた政権は、予算案成立と引き換えの「話し合い解散」に応じるしかない、というストーリーだ。
小沢が強制起訴になったとしても、管に離党勧告なんてできないでしょ? 党が分裂するかもしれないんだからさ。 そこをやってしまうのが管なのかもしれないけど、かなり危険なカケだよね。
自分も9月の代表選では原口が出馬して、そして勝つだろうと思っています。 いい悪いは別にして、挙党体制でやるには他に方法がないでしょうし。