ホンダ、「フィットEV」に東芝製Liイオン2次電池を使用 - クルマ - Tech-On!
フィットEVは、フィットのボディに、燃料電池車「FCXクラリティ」に採用したモータと減速機構、インバータに加え、東芝製Liイオン2次電池を搭載する。モータは最高出力92kWで最大トルク256N・m。最高速度は144km/h。電池容量は明かしていないが、JC08モードで160km以上走行できるとしており、20kWh程度と見られる。
ホンダは2010年4月に東芝製Liイオン2次電池SCiBを電動2輪車「EV-neo」に採用することを発表していた。SCiBは負極材をチタン酸リチウムとしており、現在主流のLiイオン2次電池よりも電圧は低い。2輪車では急速充電が可能で耐久性が高い点が評価された。今回のEVへの東芝製のセルの採用については「複数の電池メーカーのセルを評価したが、電圧が低いという点を考慮しても東芝のものが良かった」(説明担当員)とする。
ブルーエナジーのLiイオン2次電池はHV用と明言していましたし、予想通りEVでは東芝製でしたね。
ただ将来的に18650型を積む可能性もなくはないと思いますが。
ホンダが実証実験用のPHEVを披露,トヨタとは異なる2モータ方式を採用 - クルマ - Tech-On!
このうち,PHEVについては「インスパイア」をベースにした車両を提供する。排気量2.0L・直列4気筒のアトキンソン・エンジンに,2個のモータとLiイオン2次電池を組み合わせた。2個のモータの詳細は,最高出力120kWの駆動・回生用モータと,100kW程度の発電が可能な発電機となるモータで構成している。
最大の特徴は,トヨタ自動車とは異なる2モータ・システムを採用すること。エンジンとモータをそれぞれ独立で駆動することができるという。このため,EV走行やハイブリッド車としてエンジンとモータ両方で駆動できるほか,エンジンだけで走行したり,EV走行中にエンジンを回して発電機で発電し,Liイオン2次電池に充電したりすることが可能という。
詳細は明かさなかったが,エンジンの隣に駆動用モータ,発電機と並べ,クラッチでエンジンやモータとの切り離しを可能にしたとする。これに対して,トヨタ自動車のハイブリッド・システムは,遊星歯車機構でエンジンとモータ,発電機がつながっており,エンジンだけの駆動はできない。
Liイオン2次電池については容量6kWhの電池パックを荷室内に搭載する。これにより,25km程度のEV走行を可能とした。充電時間は100Vで4時間以下,200Vで1.5時間以下である。
HVの場合、モーターはデフに直結がベストだと思うんですけどね。