リコー、パッシブAFセンサー搭載の「CX5」発売

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リコー、パッシブAFセンサー搭載の「CX5」 - デジカメWatch

AF面では、新たにパッシブセンサーの採用による独自の「ハイブリッドAFシステム」を搭載。広角に比べて合焦まで時間がかかっていた望遠側で合焦時間を約半分に短縮化したという。望遠端の合焦速度は、CX4の約0.48秒から約0.23秒と大幅に高速化。広角端はCX4の約0.28秒から約0.23秒となっている。最短時は望遠側、広角側とも0.2秒に達するとしている(いずれも同社測定条件による実測)。
 
CX5で採用したハイブリッドAFシステムは、シャッターボタンの半押し時にコントラストAFで合焦する点は一般的なコンパクトデジタルカメラと同じだが、常時動作しているパッシブセンサーによりあらかじめ大まかな距離を検出しているためトータルの合焦時間を短縮できたとする。
 
リコーの高倍率コンパクトデジタルカメラでは「Caplio R5」(2006年9月発売)までパッシブセンサーを搭載していたが、その後はコントラストAFの性能向上を理由にパッシブセンサーを省略していた。今回パッシブセンサーが復活した形になるが、CX5のパッシブセンサーは新開発のものでCaplio R5とは仕組みが異なるという。パッシブセンサーはストロボの横に実装した。
 
画像の解像性能を向上させる「超解像技術」もリコーで初めて採用した。カメラが画像の輪郭、ディテール、グラデーションを自動的に見分けてそれぞれに最適な処理を行なう機能。「従来機種以上に解像感の高い画像の記録を実現する」としている。超解像の強度はOFF、弱、強から選択可能。

富士フィルムやソニーのアプローチからすると、新鮮味に欠けるのは否めませんが、AFはリコーの弱点なので取り組み自体は歓迎したいです。
これを採用したGXRのカメラユニットも出るかもしれませんね。