「大桃ツイート」は尖閣ビデオ流出と同じ

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彼らがあのツイートに怒った本当の理由:日経ビジネスオンライン

不倫は、本当のことを言えば、業界にあまねく偏在している。誰だって知っている。
 
根も葉もない流言飛語レベルの噂から、「公然の秘密」として関係者の誰もが知っているガチなネタに至るまで、テレビ局の周辺には、それこそワイドショーが年中無休の24時間営業で制作できるぐらいの材料が転がっている。
 
ところが、それ等の不適切な情交のうち、放送可能な題材として実際の電波に乗るのは、当事者の事務所がある程度納得済みの事案に限られている。あるいは、離婚発表を写真集の発売日にシンクロさせてくる元アイドルの告白話や、半期ごとに新しい艶聞を供給することで芸能生命をながらえている「恋多き」女優の、あっけらかんとした号泣会見みたいなネタだけが、いつもの取材メンバーに向けてプレスリリース付きでセッティングされることになる。(中略)
 
大桃ツイートは、記事を生産する側の人間にとっては、スクープ落ちだった。彼等は、「抜かれた」わけだ。それもライバル社にではなく、ほかならぬ取材対象たるタレント本人に。これはキツい。芸能リポーターにとっても、彼女のツイートは面目丸つぶれの事態であり、依って立つ基盤を揺るがす地雷だった。というのも、醜聞の当事者が事実をつぶやいたら、リポーターは原理的に不要になるからだ。

そういうことなんでしょう。
尖閣ビデオの場合は海上保安官でしたが、今回は「身内」である芸能関係者でしたから、マスコミは「秩序を乱すなんて許せない」と反応したんでしょうね。
しょうもない。