自分のWave110iは、店頭在庫車を購入したので 2009年モデルです。
2011年モデルはメーターパネルが違うのは知っていましたが、実はかなりの変更が加えられているようです。
例えば、カムシャフト。
左上の14番が11M(ANS110B)のカムシャフトです。 全然形状が違いますね。
当然、カムスプロケットも違います。
こういう形状が異なる部品以外にも、ざっと見た限りエンジン/車体の7割程度の部品が型番が変わっています(ボルト類除く)。 多くの部品で KWB-600 から KWW-740 に変わっているようです。
想像ですがタイ製の部品から、より生産台数が多くてコストが安いインドネシア製部品に切り替えつつあるのかもしれません。
もちろん、CZ-i 110 で新型エンジンがデビューして2年半になるので、その間の市場クレームなども反映していると思います。 ギア抜けとかはどうなんでしょうね?
スロットルボディなんかは全く変わっているので、コストダウンだけでなく何らかの改良の意図があるのだと思います。 ドリブンスプロケットが35Tから37Tに変わっている(ドライブ側は14Tのまま)のはなんでかな?
とにかく外観はあまり代わり映えしませんが、中身は全くの別物と考えた方がいいくらい、部品が異なることは確かです。
ところで同系列のスーパーカブ110はどうなんでしょうね?