オリンパスが通期予想を下方修正、デジカメ販売が苦戦 | テクノロジーニュース | Reuters
オリンパス(7733.T: 株価, ニュース, レポート)は10日、2011年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益予想が前年比20.2%減の480億円になると発表した。従来予想は530億円。デジタルカメラ販売が不振で、デジカメ事業の赤字が想定より膨らむことを織り込んだ。(中略)
4―12月期のデジタルカメラ販売は610万台(前年同期は665万台)にどとまった。コンパクトの販売に苦戦したが、ミラーレス一眼の「ペン」を主力とする一眼は39万台(同41万台)も伸びなかった。記者会見した川又洋伸取締役は「(デジカメの)2010年モデルは顧客にとって強い製品ではなかった」と振り返った。
これにより、通期のデジカメ販売は、従来計画の900万台から850万台(前年同期900万台)に下方修正した。12月末の在庫回転日数は2.2カ月。3月末に適正レベルとみている1.5カ月まで引き下げることを計画しており、1―3月期は在庫処分で価格下落が避けられない見通しという。通期のデジカメ事業の営業損益予想は120億円の赤字に下方修正した。昨年11月時点には通期で70億円の赤字を想定していた。
マイクロフォーサーズ機のヒットで上昇機運に乗っているのかと思いきや、デジカメ事業は赤字なんですね。
ペンタックスもそうでしたが、商品の良さと事業の業績は一致しないものですね。