Business Media 誠:あなたはどうする? 住まいの選び方:営業マンは教えてくれない。住宅選びで失敗するギャップ
「もう一度家作りをやり直したい」と答えている人の声として具体的に挙がっているのは「住宅ローンは、今考えると長期固定が良かった」「靴箱に家族全員の靴が入りきらない」「窓の位置が悪いので、通風が悪い」といった項目が目立つ。その中でも、10年以上も上位にランクインするのが、冒頭で紹介した「コンセントの位置と照明の位置」だ。コンセントや照明の位置は、「購入時のポイント」と「生活時のポイント」のギャップとして分かりやすい。
購入時は、キレイなキッチンやハイグレードな設備など、派手な演出に目が向きがちで、コンセントの位置なんて細かいことを気にする人は、むしろ珍しいだろう。が、住んでみると、実はそういうささいな箇所が大事であることに気付くのだ。見渡してみると、家中が延長コードだらけなんてことがないように、気を付けなければいけない。
我が家は狭い家ですが、間取りは建築士と相談して要望通りにしてもらいました。 コンセントの位置もどこにするか決めてくれというので、家具や家電を置く場所を想定して指示しました。
よくできたと思うのは、冷蔵庫用のコンセントの位置を高いところに配置したことですね。 これで壁にピッタリ近づけて置けました。
逆に失敗したのは、流し台にコンセントを設けなかったことです。