新入社員に求められる7つの「オヤジ耐性」

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Business Media 誠:新入社員に求められる7つの「オヤジ耐性」

オヤジ耐性は、7つの要素(力)から成ります。
 
1つ目。止まらなくなっている話をジッと聞く力。どんなに冗長な内容でも、表情や姿勢に感情を表さず、うなづきやあいづちを交え、かつそれにストレスを感じないように聞く力です。
 
2つ目は、こちらのことを理解してくれなくても、気にしないようにする力。質問してくれなくても、こちらの話の腰を折られても、勝手な解釈をされても、そういうものだと不満を持たないようにする技です。
 
3つ目。新しいことや変化を子どもにも分かるように表現する力。前例や慣習の継続を望む姿勢を否定するのではなく、それも1つと認めた上で、極力分かりやすい単語を使って、かつ偉そうに聞こえないように新しいことを教えてあげる力です。
 
4つ目は、役職者は大変だと心から思う力。自分の仕事を「細かいこと」「事務作業」などとさげすまれても笑顔を絶やさず、書類のチェックやサイン、部下への気遣い、上位者への気配りや目配りは大変なのだと尊敬の眼差しを向けることです。
 
5つ目。苦手なことや短所、改善点などを指摘されたら快感を覚える力。長所や得意を見てほしいなどと思うことなく、傷口をグリグリされたり、欠点を大げさに言われたりしても、なるほどと反省しながら感謝を込めて前向きな言葉を吐く力です。
 
6つ目は、良いところを発見して、ほめる力。才能やスキルにも、影響力や推進力にも見るべきところがないとしても、人には必ず優れたところがあるわけですし、上位者にいじめられていたら余計にそれを見つけてほめる行為がオヤジを救うというわけです。
 
最後の7つ目は、飲みに付き合ってあげる力。「たまには飲みながら話をしたいなあ」「今日は飲んでストレス発散したいなあ」「でも部下を誘って断られたらイヤだなあ」という上司に、一声かけるだけという簡単な技です。

「子供叱るな 来た道だもの 老人笑うな 行く道だもの」という詩(の一部)がありますが、お互いに理解し尊重しましょうね。