ホンダ、全役員を執行役員に 取締役も削減

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

ホンダ、全役員を執行役員に近藤副社長が会長就任|GAZOO.com

ホンダは22日、同日開催した取締役会で役員体制の変更と役員の異動を発表した。経営環境の変化に即応できる経営体制を強化するため、4月1日付で執行役員体制を変更し社長以下の役員全員を執行役員とする。これに伴い、専務や常務といった取締役の役位は執行役員の役位に変更する。
 
取締役会の意思決定の迅速化と効率化、監視・監督機能を強化するため、法定の重要事項の審議・決定と業務執行の監視・監督を担うメンバーとして会長、社長、副社長、社外取締役、相談役に加え、必要なメンバーを執行役員の中から選び取締役候補者として選出する。この結果、取締役の人数は現在の20人から定時株主総会を開催する6月下旬に12人になる。

執行役員は「取締役ではない役員」に与えることが多い役職で、取締役の数を絞るトレンドから採用する企業が増えているのですが、役員全員が執行役員というのは珍しいですね。
結局、担当事業を持たない役員を置いてもしょうがないという結論なんでしょうか。

トヨタも取締役を半減をさせるそうで、経営環境の変化が早いために、意思決定の迅速化が求められているようです。