ホンダは27日まで、トヨタも26日まで完成車工場の操業を停止

ホンダ、27日まで国内完成車工場の操業停止を延長 (ロイター) - Yahoo!ニュース

ホンダ<7267.T>は22日、東日本大震災の影響で操業を停止している国内の完成車工場について、27日まで停止期間を延長すると発表した。被災地域にあるサプライヤーからの部品供給に影響が出ているため。28日以降については部品供給の状況をみながら判断するとしている。 
 
海外向けの現地組み立て用部品(ノックダウン部品)についても27日まで生産を停止する。同社は中国で3月末、アジアで4月上旬、北米で4月中旬、南米・欧州で5月上旬まで組立用の在庫部品はあるとしているが、部品の生産停止が長引くと海外生産にも影響が出てくる可能性がある。被災した震度6以上の地域にホンダと直接取引していた1次サプライヤーが110社あり、そのうち1割程度で復旧のめどがたっていないという。

予想通りですな。

ケーヒン 宮城県内の4工場で一部生産再開:日刊工業新聞

ケーヒンは21日、宮城県内の4工場で、試験的に生産を再開した。角田第1、第2、第3工場(宮城県角田市)と丸森工場(同丸森町)で、在庫分をもとにエンジン制御用の電子制御ユニットや空調機器用部品などを生産、品質に問題がないか確かめる。ただ依然、電力供給量は50%でガソリン不足もあり、製品出荷や本格生産の時期は未定。建屋の一部に被害を受けた角田開発センター(同角田市)と栃木開発センター(栃木県高根沢町)も同日、一部業務を再開した。

ホンダとしては、ケーヒンと栃木製作所真岡工場が復旧しなければ、安定的な操業はできないでしょうね。

スタンレー 2工場の復旧「いうべき段階にない」:日刊工業新聞

スタンレー電気は生産を中止している宮城県登米市と福島県いわき市の2工場の復旧について「さまざまな対策を検討しているが、対外的に言うべき段階にない」(経営企画室)としている。同社は設備や工場棟の被害状況について、17日に「損壊等が発生している」と公表したが、詳細は明らかにしていない。 人命にかかわる被害はなかったという。液晶用バックライトユニットなど2工場の生産品目を他工場で代替することは「基本的には可能」としている。

ホンダのヘッドライトやリアコンビはスタンレー製ですが、この2工場の被災は影響が少ないようです。

トヨタ、国内全工場で26日まで操業停止を延長 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

トヨタ自動車は、車両の委託生産先を含めて国内全工場で3月26日まで操業停止を延長すると発表した。3月の国内生産台数は大幅減となる。
 
同社は東日本大地震の影響で3月14~22日に、国内の全ての工場で生産を停止している。サプライヤーからの部品調達状況を確認した結果、25日までの生産休止と26日に予定していた休日出勤も休止せざるを得ないと判断、操業を停止する。

トヨタは何がネックになっているんだろう? ホンダや日産に比べれば、主要工場が中京地区に多いので有利なハズなんですが。