全国のガソリン価格を比較する gogo.gs というサイトがあるのですが、そこに 災害時ガソリンスタンド情報 というページがあります。
ここで営業していると確認してから行っても、おそらくはすでに売り切れて閉店になってしまう可能性が大ですが、需給状況がどうなっているかを確認する目安にはなります。
今日の情報だと、給油制限中ではあるものの営業しているGSの数が増えてきたように感じます。 希望的観測ですが来週中頃には、関東でもそれほど並ばずとも買えるようになるのではないかと思います。
【東日本大地震】燃料不足問題、連休明けにも解消へ | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
一方、JX日鉱日石エネルギーは、日産27万バレルの生産能力を持つ根岸製油所が来週にも操業を再開するほか、16日から根岸製油所の陸上出荷を開始、燃料を貯蔵している油槽所からの出荷も開始した。
出光興産も、16日から宮城県にある塩釜油槽所からの出荷を再開しており、東北地方のサービスステーションに石油製品を従来より短時間で出荷できるメドが付いた。
このほか、日産33.5万バレルの処理能力を持つ東燃ゼネラル石油の川崎工場は17日から稼働を再開するとともに、宇都宮、高崎、上田、松本にある共同油槽所への輸送も再開、各油槽所からサービスステーションなどへの配送も開始した。
極東石油工業の千葉工場も16日から稼働を再開、数日中に全面的に稼働する予定。
このほか、JXエネルギー、出光興産、昭和シェルともに、もともとたぶついていたことから輸出する予定だった燃料を国内向けに振り替えている。
地震の影響でコスモ石油の千葉製油所やJXエネルギーの仙台給油所は被害が大きく、復旧には時間がかかる見通し。しかし、もともと国内では生産能力と需要から、1日当たり100万バレルの燃料が余剰で、減産したり、輸出に回しており、供給能力は十分にある。石油元売り各社の取り組みで供給体制さえ整えば、燃料不足問題は解消に向かう見通し。
ガソリンの残量が半分を切ってくると不安になってしまうところですが、もう2、3日待てるなら我慢してみてはいかがでしょうか。
東北の方も改善しつつあるようです。
asahi.com(朝日新聞社):被災地への燃料供給、数日中に震災前水準に 経産相 - 社会
海江田万里経済産業相は19日の記者会見で、ガソリンや灯油などの東北地方への供給が、東日本大震災前の需要水準である日量3.8万キロリットルに数日中に回復するとの見通しを明らかにした。
西日本の製油所の増産や輸出抑制分を東北地方に転送できるめどがたったという。津波で被害を受けた宮城県の塩釜油槽所も21日までに修復し、数千キロリットルの石油を積めるタンカーが着岸できるようになるという。
これで救援物資が届きやすくなるといいですね。