asahi.com(朝日新聞社):福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に - 東日本大震災
東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。
国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。
計算しなおしたら、「やっぱり健康被害が出るレベルでした」と後から言われても困るよね。
いま起こっている水道水の問題でもそうですが、「心配ありません。買いだめはしないようにしましょう」と言われて素直に従っていた人が、急に「放射能が検出されました。乳児には与えないでください」と言われたら、そりゃパニックになるよね。
先日までは500mlのペットボトルや値段の高いミネラルウォーターは店頭にありましたが、いまはそれすら無くなっているそうです。
政府やマスコミがあれだけ「現状では健康に影響を及ぼすレベルではない」と言ってるのに誰も信用しないのは、信じてバカをみても誰も責任を取ってくれないからです。 家族を含めて自分の身は自分で守るしかないと考えているのでしょう。