こだまでしょうか? いいえ、枝野です

いまわれわれに力をくれる言葉とは:日経ビジネスオンライン

私が注目しているのは枝野官房長官の話しぶりだ。
彼はよくやっていると思う。
枝野さんが最初に登場した12日午後6時過ぎの会見を見て、私はこんなメモを取っている。
 
・ほとんど何の内容もない情報ゼロの会見。顔を見せただけ。
・これだけ中味のない会見をして、それでも無能に見えないのは見事。
・枝野君は、「大丈夫だ。でも避難しろ」と言っている。
・「心配ないけど気をつけてくれ」という意味のことを言わされている。なんと気の毒な。
・官房長官は「詳細は説明できないけど頑張っている」「っていうか、詳細が把握できていないわけだが大丈夫なのはわかっている」「わかっているけど万が一ってこともあるから避難しろ」と言っている。すごい。
・うん。まるっきり支離滅裂だ。が、それでも堂々としゃべっている。立派としか言いようがない。
 
(中略)
 
とはいえ、当初の段階で、枝野さんの働きぶりは、多くの国民に評価されていた。
 
「わかったから無理すんなよ」
 
という感じで。とにかく、大変に勤勉に働いていたから。信用はされていなくても、評価はされていた。

無難すぎて面白くないよね。 「死に神」こと鳩山弟なんかが官房長官だったらよかったのにね。

管や蓮舫のも面白かったけどパスします。

とは言うものの、枝野さんについては、ここ数日、こんなパロディーが流布しはじめている。
 
「大丈夫?」っていうと「大丈夫」っていう。
「漏れてない?」っていうと「漏れてない」っていう。
「安全?」っていうと「安全」っていう。
 
そうして、あとでこわくなって
 
「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと「ちょっと漏れてる」っていう。
 
こだまでしょうか?
いいえ、枝野です。
 
ははは。長官のポーカーフェースもさすがに賞味期限が切れてきているようだ。無理もない。あの頻度でテレビに露出して、出る度に無理な弁解を強弁している以上、どんなに有能なスポークスマンであって人々に好感を持たれ続けることは不可能だ。

素晴らしいね。 外国が賞賛するように、日本国民というのは本当に寛容で冷静だわ。