日産自動車九州が8月発足へ、給与水準は「当面」維持

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日産自動車九州が8月発足へ、九州工場を分社化 : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

九州工場(福岡県苅田町)の分社化を検討していた日産自動車は22日、8月1日付で新会社「日産自動車九州」を設立し、10月1日から事業をスタートさせると発表した。社長には同工場長の児玉幸信氏が就く。
 
新会社は資本金1000万円。従業員3760人は原則として転籍し、給与は当面、現行水準を維持する。ミニバン「セレナ」、スポーツ用多目的車「ムラーノ」など現在の8車種を引き続き生産する。
 
九州工場は1975年4月に操業を開始。年間約43万台の生産能力がある。日産グループの完成車5工場のうち、追浜工場(神奈川県横須賀市)に並んで最大規模。
 
日産は新興国の自動車メーカーとの競合や円高などへの対応を迫られており、将来的には人件費を地域の水準に抑えるなどコスト競争力を高め、国内で小型車の生産を維持する体制を目指す。

水準を維持するというのは、すぐに給与削減しないだけであって、今後の伸びまで保証するものではないでしょう。 というか、徐々に新賃金体系に移行することになりそうです。
転籍なので、日産本体に戻れる可能性はありません。

トヨタは最初から別会社にしてましたからそれに倣ったのでしょうが、昨日まで同僚だったのが親会社と子会社に分かれるというのは複雑でしょうね。