ホンダ インターナビ がどこよりも早く災害情報を提供できるのはなぜか|GAZOO.com
「2010年にスタートしたGoogleローカル検索などの協業をはじめとして、Googleとは継続的に連絡を取っていました。また、このような災害時に両社で協力できないかということも話し合っていました。大地震の発生した12日にはインターナビのサイトで通行実績マップ(KMZ)を公開。合わせてGoogleに連絡して、Googleマップ向けにデータを準備していること伝え、14日にはGoogleマップ上に通行実績地図が公開されました」(野川氏)。
このスピード感ある両社のマッシュアップはTwitter上でも話題を呼び、トヨタ、日産、パイオアニアなどもホンダに続いて通行実績データの提供をスタートした。なお、インターナビのサイトで公開したKMZファイルは4月下旬の時点で累計ダウンロード数は4万8000にものぼっている。
各社が通行実績データの提供を始めたことで、3月23日にはITSジャパンが各社のデータを集約してデータ提供を開始。各社が提出する通行実績データの形式や時間区分(前日24時間の実績データを午前10時に更新)はインターナビの方式にのっとって仕様が定められたという。
昨日今日に始めたわけではなく、長年の取り組みがあってこそですね。
今回の震災をきっかけに、業界標準化が進むのではないでしょうか。