電車が動いていないとクルマを造れない?

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電力不足を起こさずにクルマを造る、昼勤、夜勤でなく早番、遅番にしてはいかが - 日経Automotive Technology - Tech-On!

夏休みの移動、休日出勤、輪番操業と、自動車会社の電力対策が話題になっている。もっと簡単な方法があるのだが、不思議なことに誰も言い出さない。何かわけがあるのだろうか。恐るおそる言っておこう。
 
電力消費量のピークは大づかみに言うと13時と15時の間である。「一律15%」などと言うので総使用量の問題に見えがちだが、今回はオイルショックのときと違って、買える燃料がないわけではない。発電能力が足りないだけだ。ピークの時間帯を切り抜けることが最優先だ。
 
それなら、自動車工場、いや、それ以外でも2交代制で操業している工場は、13時から15時まで休んではどうか。2時間はシエスタとしては足りないが、日本の昼休みとしては長すぎる。しかし、都合の良いことに2交代制である。そこで早番と遅番が交代すればよい。13時に早番が帰り、15時に遅番が来る。
 
問題はその反対側、早番が何時に来られるか、遅番が何時に帰れるかだ。鉄道の問題だ。鉄道に乗ってクルマを造りに来る人がいるのは、日本の自動車の“隠れた競争力”だ。駐車場を含めた工場のレイアウト、環境に対する負荷、作業者の集中力など利点は大きい。
 
終電に間に合わないからと言って「クルマで来てください」とは言えない。部品の搬入車とかち合って工場の周りが渋滞するし、「どさくさに紛れてクルマを売った」と言われれば反論はできない。

んなわけないじゃん。
電車で通えると言ったって乗り継ぎとかもあるし、現在のシフトだって必ずしも1勤の出勤時や2勤の帰宅時に、電車で通える訳じゃないよ。

ただ自動車メーカーが勤務時間の変更に慎重なのは確かです。 理由はイマイチよくわかりませんが。
それに、電力の制約はもうそれほど大きな問題ではありません。 部品不足で作れないですからね。