スズキ、代表権を持つ副社長4人体制に---集団指導体制へ|GAZOO.com
スズキは、鈴木俊宏取締役専務執行役員など、取締役専務執行役員4人が代表権を持つ副社長に昇格する人事を内定した。6月29日開催の定時株主総会で正式に決定する予定。
同社は4月から重要な経営判断を行う「経営企画委員会」を新設するなど、集団指導体制を導入しており、これに沿って今回4人の専務を揃って副社長に昇格させる。
副社長に昇格するのは国内販売担当の田村実専務、技術開発担当の本田治専務、海外営業を担当する鈴木俊宏専務、経営企画担当の原山保人専務の4人。このうち、田村専務のみすでに代表権を持つが、他の昇格する3人も代表権を持つ。
いよいよ鈴木修会長の後継へ向けての動きが始まったようですが、問題はVWとの関係でしょうね。
スズキ原山専務、VWとは基本認識に違いが | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
原山専務によると、VWは3月に発行した年次報告書でスズキについて、財務的にも経営方針の面でも重要な影響を与えるパートナー、との主旨で記述しているという。
これに対し、ススキ側が反発している。原山専務は、2009年末の提携合意時から「それぞれ独立した企業体であり、イクオールパートナーを出発点にしてきた。まずこれを再確認しないと進めない」と強調した。
原山専務は、「そもそも提携はVWからの申し出であった」との経緯も明らかにし、「対等」の立場には徹底してこだわる方針を示した。業務提携に関してはいくつかのテーマがあるというものの、「入り口論」に戻った格好で、今後も難航が予想される。
おそらく何も進展がないまま提携が終わるのではないかしらん。 スズキとしては雨露がしのげる傘がほしかっただけで、本気で一緒になって何かやろうという気はもともとなかったのだと思います。
GMともそうだったでしょ。 遠州人は自主独立の精神が旺盛ですからね。