ホンダの今期連結営業利益は64.9%減、販売減や円高など響く (ロイター) - Yahoo!ニュース
ホンダ<7267.T>は14日、2012年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が前期比64.9%減の2000億円になるとの見通しを発表した。東日本大震災の影響による販売減少や円高などが響く。
トムソン・ロイター・エスティメーツによると、4月28日の前期決算発表後に業績見通しを出した主要アナリスト14人による12年3月期の連結営業利益の予測平均値は4223億円で、会社側予想はこれを大幅に下回った。
12年3月期の売上高は前年比7.1%減の8兆3000億円、当期利益は同63.5%減の1950億円を見込む。四輪車の世界販売台数は一部の車種で部品供給に制約が残り、前年比6.0%減の330万台にとどまる。内訳は、国内が同2.9%減の56万5000台、北米が同10.8%減の130万台、欧州が同4.0%減の19万台、アジアが2.7%増の103万5000台、その他地域が同21.1%減の21万台としている。
今期は販売台数の減少などが1192億円、円高が910億円、原材料価格の高騰や減産に伴うコスト増などが710億円のマイナス要因となる。今期の想定為替レートはドル/円が80円、ユーロ/円が110円。ドル/円は前期実績に比べて6円円高、ユーロ/円は同4円円高になる見通し。
この3ヶ月間の国内製作所の稼働率は、有休対応による工場休止日なども加味すると、3割程度じゃないでしょうか。
7月以降も電力の制約により、狭山が最大でも3直しか動かせないことを考えると、通期では頑張ってリカバリーする計画になっていると思います。
連結営業利益2000億円というのは最低ラインだと思いますが、ここからどれだけ上積みできるかでしょうね。