段取りとか調整は「本来の仕事じゃない」?

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調整事を面倒くさがる人たち: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog

組織が大きかろうと個人事業主だろうと、関係者各位に必要な情報を送って事情を知っておいて貰って、そんで意志決定を求めるなり所定の方針に反対されないようにするというのは必要な根回しだと思うんですけどね。
 
そりゃあ大御所が「俺は聞いてない」とか言って、非合理な根拠で反対に回るのはだるいし面倒くさいのもまた事実ではありますよ。お前に喰わせる飯など本当は出したくないっつーの。でも会議の席上で反対論ぶたれて、いちいち反論するのは相手の面子を潰すことにもなるし、なるだけ内々に話を通しておいたほうが、あるいは見落としがちな懸念点を洗い出してもらっていたほうが、合理的じゃないですか。
 
段取りとか調整って、「本来の仕事じゃない」と思いたがる人が多すぎる気がしますけど、案件は着地し成立してナンボなところがあるので、それを嫌がって後回しにして、イザってところで反対されて頓挫するより、やりすぎるぐらい段取っておいたほうが、結局は成功確率が上がるってものなんじゃないですかね。(中略)

むしろ、この案件は多くの人たちの意見を聞いて、しっかり議論を積み上げてきました、というほうが通りやすいし、本当に議論したらつまんない内容になるのでそっと落とし穴を仕掛けたり、握ってないのも盛り込んだり、いろいろ手当てをするわけであります。それができてはじめて、大人の仕事だと思うんですけどね。

最近の自分の関心は、ウチのボスについてです。

根回しというよりも、ボスに意思決定をしてもらうためには、いつどこでどういうタイミングで話をすればいいかということです。
別に気難しい人だということではないんですが、なかなか決断を下して頂けない方なので...

特に重要なのはタイミングですね。 勢いも大事ですが、ノリだけでは後から「やっぱりこうしよう」と覆ることもありますので、注意が必要です。