定年延長のあおりで若者の就職が減る?

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「2013年問題」が若者を直撃 定年延長のあおりで就活ボロボロ : J-CASTニュース

 いまの法律では、60歳以降の再雇用について企業は「基準」を設けて選別できる。政府は、この「基準」をなくし、「再雇用希望者は全員、65歳まで雇う」、もしくは定年自体を65歳へ延長できないか、と準備を進めている。2010年の新成長経済戦略でも触れたほか、11年6月に出された厚生労働省研究会の報告書でも同様の指摘をまとめている。
 
直接関係がある「高齢者」の人は喜びそうな話だが、先の経団連提言は、若者の雇用への悪影響を心配している。ベテラン労働者らが60歳を超えて65歳まで会社にい続ければ、新卒者・若者採用を控える企業が続出するのではないか、というわけだ。
 
仮に高齢者の給料を減らして安くした上での再雇用だとしても、企業にとっては負担増になることに変わりはないので、その分は新卒採用を減らす、もしくはなくすことで調整しようとしても不思議ではない。

まあ、こんなふうに不安を煽る記事が出るのも理解できなくもないですが、実際には定年延長と就職難がそれほどリンクするとは思えませんけどね。