マツダ山内社長 「2020年でも8割以上のクルマはエンジンを搭載」

マツダ山内社長「エンジンの時代は今後も続く」 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース)

山内孝社長は30日の新型『デミオ』発表会見で、「2020年や2030年を展望しても明らかにエンジンの時代が続く」と語った。
 
同社はエンジンなど既存技術の改良によって環境性能を大幅に高めるSKYACTIV技術を、同日発売のデミオから展開する。ハイブリッド車(HV)は2013年に投入するものの、電気自動車(EV)を含む電動技術の市場投入は後手に回る。
 
山内社長は、今後ガソリンエンジンはHVとしてのウェートが高まっていくが2020年時点でも「8割から9割のクルマはエンジンを搭載するだろう」との見通しを示した。

ハイブリッド車を含めれば、確かにそうかもしれません。
だからといって電動化技術が不要な訳ではありませんが。

【マツダ デミオ 改良新型発表】予約受注は20日間で6500台に | レスポンス (ビジネス、国内マーケットのニュース)

マツダの国内営業を担当する稲本信秀常務執行役員は30日の新型『デミオ』発表会見の席上、6月9日に始めた同車の予約受注が20日間で6500台に達したと明らかにした。
 
新モデルの月間販売計画は6000台だが、これを若干上回った。稲本常務は「実車が全国の販売店に行き渡ったのは本日くらいであり、それを考慮すると感度のいいスタートになった」と評価した。
 
新型デミオは1.3および1.5リットルのエンジンを搭載し5グレードを設定しているものの、SKYACTIVの新エンジン搭載モデルは1グレードのみ。同社広報部によると、受注のうち約8割が「SKYACTIV」グレードになっているという。

MMCですから、初期受注としてはかなりいい方だと思いますよ。
早く雑誌の試乗記事を読んでみたいですね。

【マツダ デミオSKYACTIV 発表】重くなってしまったが | レスポンス (ニューモデル、新型車のニュース)

フルモデルチェンジ当時、先代より100kgも軽量化したことが注目を集めた『デミオ』だが、マイナーチェンジと同時に登場した「13-SKYACTIV」は、同じCVTを搭載した「13C-V」より20kg車重が重い。(中略)
 
とはいえ、重量増を甘んじて受け入れたワケではない。アンダーパネルなどの装備類でも重量は若干増えているものの、軽量化に積極的に取り組んでいる。例えば専用のアルミホイールは、同じタイヤサイズのスチールホイールより0.5インチ、リム幅が狭い。
 
タイヤサイズの理由を開発担当主査の水野氏に訊いたところやはり、軽量化のためと明言してくれた。「これでも、やっと20kg(増に抑えた)ですわ」。その言葉からは限界にトライした開発陣の姿勢、果てしない進化への思いが感じられたのだった。

アルミホイールだけでも鉄ホイールに比べて4kg/本軽いそうで、16kgの軽量化です。 そこまでやっても重くなったということは、成り行きだったら40kg以上重くなってるんでしょうね。

新型デミオのスカイアクティブと13C、どちらがオススメ? 【自動車用語解説】

また、スカイアクティブデミオは、燃料タンク容量が小さくされているのも気になります。
 
燃費が3割アップしたのだから、タンクが3割小さくてもいいだろうということで、41リットルから35リットルに縮小され、その分、車両重量を軽くして、重量税を軽減しているのです。
 
確かに航続距離は、計算上は差し引きゼロですが、満タンで何キロ走れるかというのも、クルマの魅力のひとつなので、この点でスカイアクティブデミオは、プラスアルファがありません。非常に残念です。

デミオ・スカイアクティブの車両重量は1,010kgですので、828~1015kgの重量区分に入ります。 これが1,016~1,265kgのクラス(1,130kgのフィット・ハイブリッドはこちら)に入ってしまったら、30km/Lは達成できなかったでしょう。
プリウスが38km/L出すために、一部グレードで装備を省いたのと同じです。