楽しみはライカレンズだけじゃない――GXR用ユニット「GXR MOUNT A12」 (1/3) - ITmedia デジカメプラス
このユニットの特筆すべきは、ローパスフィルターが搭載されていない点だ。通常、デジタルカメラでは撮像素子の前に、一定以上の周波数の光をカットするフィルターが設けられている。このフィルターによってモアレやノイズなどの抑制が図られているのだが、撮像素子の前にフィルターを置くことで、解像感の低下にもつながってしまっている。
GXR MOUNT A12は、モアレをソフトウェアで抑制することで、ローパスフィルターなしでも、キレの良い写真撮影が可能となっている。試写してみたところ、遠景など細かい部分がしっかりと描写されていて、ローパスフィルターなしの魅力を存分に味わうことができた。
このユニットは、ライカレンズを楽しむだけではなく、ローパスフィルターなしのキレのある1200万画素を楽しめる貴重なユニットだ。このユニットのために、ライカレンズを買う価値は十分にあると言える。
このユニットのMマウントは、いわゆるユニバーサルマウントで、ライカ以外に有名どころではツァイスやフォクトレンダーなどがあり、そのほかロシアやイギリスなど世界各国のレンズが存在する。また、キヤノン、ニコン、フジフイルム、ミノルタもレンズを生産していたことがあり、リコーもMマウントの28ミリと21ミリの「GRレンズ」を発売していた。このGRレンズは、生産数が数千本という事もあり、中古でもなかなか見ることのできない貴重なレンズだ。
このように、まさにオールスターとも言える世界各国のメーカーのレンズ描写を楽しめる事も、ライカレンズの魅力のひとつだ。なお、一部のレンズは後玉が飛び出しているため、ユニット内部に干渉して本製品では使用できないものがある。レンズが使用できるかどうを確認出来るチェッカーが付属するので、後玉が飛び出しているレンズを使用する前に確認するようにしよう。
確かに、作例を見るとものすごくいいんですよね。 解像感は高いのに、決して無機質ではないというか。
マニュアルは苦手ですが、ちょっと興味はあります。 GR BLOGとデジカメWatchの記事もどうぞ。 マイコミもありました。
ヨドバシの記事もいいですね。 フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.1 が欲しくなりました。