国井律子 「バイクで通り過ぎた景色を取り戻す」

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<私と旅ラン> 国井律子 「バイクで通り過ぎた景色を取り戻す」 - Number Web : ナンバー

バイクって景色を全部すっとばして次の目的地に行っちゃうんです。時速100kmくらいで国道を走ってると、あまりにめまぐるしくて、景色が入ってこない。ず~っと針葉樹林、ず~っと山道みたいに、同じような景色に見えるから飽きるし、だからといって荷物があるから立ち止まるのも億劫で。だけどランだと緑の匂いを感じたり、土がふかふかしてて気持ちいいな~とか、見つけた小道を曲がったら不思議な光景があったり。同じ道なんだけど、感じ方が全然違うんです。
 
人の足ってすごいですよね。立ち止まることもできるし、ちょっとした段差とか、バイクや車じゃ行けない場所もひょいっと行けたりして、自由度がすごく高い。バイクで得られなかった時間や景色を、走ることで取り戻す。旅ランは私にとってそんな大事な時間になっています。

あー、そーですか。 そりゃ良かったですねー。

著書は読んだことないですが、若い頃はバイク業界でチヤホヤされていた国井女史をして、まるでバイクで走っていたのが損失だったかのような、この物言い。
記事の企画的に、「旅ラン」を相対的に持ち上げなければならないのはわかるけど。

そりゃ「国道を100km/hくらいで」走っていたら、景色なんて見てる余裕はないかもね。 ネズミ捕りを心配しないといけないから。

人の足にはかなわないところもあるけれど、バイクの視点や速度でしか見えないものもあるんだけどね。
もったいないね。