「足立区は治安が悪い」は本当か?

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足立区――区民でさえ信じ込んでいる「飛び抜けた治安の悪さ」は本当なのか?|東京23区「安心・安全な街」~あなたが住む地域の真のリスクと防災力|ダイヤモンド・オンライン

2006年以降、4年連続で犯罪発生数(刑法犯認知件数)ワースト1の足立区。犯罪発生と相関が強い昼間人口当たりの認知件数も第1位である。もっとも、同じように犯罪発生との相関関係が認められる面積当たりでは、順位が15位に下がる。果たして足立区は犯罪が多いのか。そこには議論の余地もありそうだ。
 
とはいえ、犯罪リスクの高さが区民の共通認識となっていることに、間違いはない。2009年に区が実施した世論調査によると、足立区のイメージは、「治安が悪い街」が「公園が多い街」と並んで同率の首位。30代以下の若い世代では、圧倒的な1位を占めた。
 
犯罪発生の実態をもう少し詳しく見てみよう。昼間人口当たりの粗暴犯発生数は8位、風俗犯9位、知能犯15位。夜間人口当たりの侵入窃盗発生数9位。決して少ないとはいえないが、実は特に多いというわけでもない。
 
足立区で多いのは、非侵入窃盗。発生数は2位以下を頭1つ超えている。昼間人口当たりで見ても23区最多だ。非侵入窃盗とは、万引き、車上狙い、ひったくり、自転車・バイク盗などを指す。街頭犯罪の多さが「治安が悪い」という不安を生む根底にある。

やっぱり「女子高生コンクリート詰め殺人事件」のインパクトが、あまりに大きかったように思います。
例えば東大阪市あたりと比べたら、どっちが治安がいいんでしょうね?