野田首相、TPPも「注視」?

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TPP:首相会見11日に先送り 「1日考えさせて」 - 毎日jp(毎日新聞)

野田佳彦首相は10日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の是非に関し、首相官邸で開いた政府・民主三役会議で「1日よく考えさせてほしい」と述べ、政府方針を発表する記者会見を11日に先送りした。12日からハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に交渉参加を表明する考えに変わりはないとみられるが、民主党内の慎重論に押されて「政権で最初の重要な決断」(首相周辺)にもたつく形になり、首相の求心力低下につながる可能性も指摘されている。
 
首相は10日午後、政府・民主三役会議と経済連携に関する閣僚委員会で政府・民主党の方針として交渉参加を決定したうえで、同日夕に記者会見して国民向けに説明する意向だった。しかし、首相は同会議で「(11日にTPPに関する)予算委員会(の集中審議)があるし、皆さんの思いもある。決めたら、また集まってほしい」と語り、11日夕に改めて同会議を開いた後、記者会見する考えを示した。民主党の前原誠司政調会長が「党内の7、8割が慎重だった」と伝えると、首相は「重く受け止める」と語ったという。

民主党は本当に政治家の宝庫ですね。

茶番が終わっての戦評、あるいは菅直人さん辞任を否定し居直り宣言: やまもといちろうBLOG(ブログ)

なお、某所ですでに出ております菅さん(腹黒)、鳩山さん(馬鹿)、小沢さん(ワル)という比喩は、今回は腹黒が馬鹿を使ってワルを制したという意味合いで非常にすっきりと解説できるところであります。ほかにも岡田さん(石頭)、原口さん(茶坊主)、渡部さん(無能)、枝野さん(地蔵)、野田さん(置物)、安住さん(ゴミ)とかいろいろと評する筋もあるようですけれども、結果的に渡部さんの見通しが正しかったのねということで、やはり政治というのは老人の世界なのだと改めて思いました。

その「置物」が本当に座ってるだけで何も発信しようとしないところが素晴らしい。
でも海外に出ると、呪いが解けたように「消費増税を公約」とか言い出すんですよね。

「菅政権の”置物”」こと野田佳彦さんが首相に&小沢さんは結局たいした人ではなかったのではないか説: やまもといちろうBLOG(ブログ)

野田さんについては、巷では財務省の傀儡で増税主義者で霞ヶ関シンパで注視したり注目するエキスパートという見解が広がっているようですが、たぶん当たっていると思います。野田さんご自身は、これといった政治信条や哲学を持ってそれを貫くというよりも、座布団を誰かに敷いてもらって、その上に上品に座り続けることに才覚を持っておられる調整型リーダーの典型のように思われます。
 
もちろん、故・小渕さんのように、ビルの谷間のラーメン屋と思っていたら、首相に座るや低支持率にもまったくめげず連立政権の座組みの中で粛々と鈍牛のように法案を通して職責をこなした例もあるので、何ともいえませんが。

潜在的な能力が出てくるのかと思ったら、表に見える部分以外に何もなかったようです。


個人的にはTPPはどうでもいいです。 利益も害も、そんなにないですよ、きっと。 輸出企業にとっては円高のほうがよっぽど死活問題です。