ホンダ、燃費を7.5~10%向上させた新世代のCVTを開発 - クルマ - Tech-On!
軽乗用車向けのCVTは既報の通り入力側に減速機があるインプットリダクションタイプ。ただし、同じインプットリダクション方式で遊星歯車式を採用するダイハツ工業の軽乗用車用CVTと異なり、平行2軸の減速機を採用するのが特徴。
インプットリダクションを採用するのは、ダイハツと同様にプーリの回転数を下げて伝達効率を向上させるのが目的。さらにホンダはベルトを内製するため、インプットリダクションによりベルトの伝達トルクを上げて、小型車向けCVTとベルトを共用することで、ベルトの種類が増えるのを避けることができた。ベルトの幅は24mm、変速比幅は5.5。燃費は、従来の4速自動変速機(4AT)に比べて10%向上した。12月に発売する新型軽自動車「N BOX」から搭載する。
ジャトコの副変速機付きCVTは、変速比幅が7.28だそうですよ。 もうちょっとなんとかならなかったものでしょうか?
他にも
小型車向けCVTは、変速比幅を現行CVTの5.7から6.2に広げたほか、プーリ圧の制御を高精度化や、オイルポンプの効率向上、作動油の改良などによって、特に定速走行時の損失を20%低減することで、従来CVTより燃費を7.5%向上させた。
中型車向けCVTも、変速比幅を現行CVTの5.5から6.5に広げたほか、小型車向けCVTと同様に摩擦損失を低減することで、従来の5ATに比べて燃費を10%向上させた。ベルトの幅は30mmである。
もう直4はCVTでいけそうですね。 市場によっては多段ATも残すだろうけど。