バイクの大きさに応じて東日本大震災の被災地を応援するユニークな試みがある。例えば愛車がナナハンなら750円を寄付する。名付けて二輪車ライダー排気量募金。仕掛け人は、バイク駐輪場の整備促進を目指す運動に取り組む雑誌編集者やジャーナリスト有志のグループ「MCJC」だ。
震災後、ある雑誌編集長から「何か支援ができないか」と持ちかけられ、ライダーならではのやり方を議論し生まれたアイデアという。国内のバイク雑誌のほとんどが賛同して掲載、昨年9月までに800万円超が集まった。
日本赤十字社の義援金口座に送金後、メールでメッセージを送る仕組み。メッセージはホームページ(http://www.seihosha.jp/mcjc/)で公開している。メンバーの一人で編集プロダクション、青峰社社長の内藤忍さん(63)は「メッセージ公開という気持ちの表現手段があることで、寄付した金額以上の満足感が得られるのだろう。募金のやり方としても一つの提案ができたのではないか」と手応えを口にする。受け付けは3月末まで。私も30年余りで乗り継いだ14台分、6675円を寄付することにした。
面白いね。 知らなかった。