トヨタ、ラウム後継車を全系列で併売、姉妹車戦略を拡大

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トヨタ、新小型車を全系列で併売-姉妹車戦略を拡大:日刊工業新聞

トヨタ自動車は小型車「ポルテ」と「ラウム」を統合して今春投入する新型車を4系列ある国内全販売店で販売する。外観に違いを付けた“姉妹車”を設定し、車名を変えて系列別に売り分ける。トヨタがハイブリッド車(HV)を除き、ガソリン車の姉妹車を全系列の販売店で併売するのは初めて。
 
ベース車で一定水準の販売量を確保し、開発効率や利益率の向上を狙う。トヨタは今後も「併売車や姉妹車を増やす」(幹部)方針。4系列の販売店にとっては販売車種以外での差別化戦略が重要になる。
 
ポルテは現在、トヨタ店とトヨペット店で販売している。2010年の販売台数は1万8000台。ラウムはネッツ店で扱っていたが、10年に販売を中止している。両車を統合した次期モデルの姉妹車は、1車種をトヨタ店とトヨペット店、もう1車種をネッツ店とカローラ店で販売する。

嫁の話では、ラウムには根強いファンがいて「これでなきゃダメ」という人もいるらしい。
初代の発売時から「人間工学的に優しい」というのがウリだったからね。