冬の省エネに役立つのは「靴下とスリッパ」

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誠 Biz.ID:冬の節電DIY:冬の節電に役立つのは石油ヒーター? エアコン? 4LDKのマンションで検証

灯油の消費量が激減した一番の理由は暖かい服装にしたことだ。部屋の中でも外出できるようなジャケットを着て、厚手の靴下とモコモコのスリッパを履くようにしている。以前は軽装+はだしなんてこともあったが、今は靴下とスリッパの効果は絶大だと思っている。
 
エアコンがあるのに石油ファンヒーターを使用している理由の1つは、電気の契約アンペアを上げないためだ。暖房を全て電気に頼るとブレーカーが落ちやすくなる。現在40アンペアで月額1092円が、50アンペアにすると1365円となる。短期で変更ができれば冬だけ50アンペアにするのだが、電力会社は1度上げた契約アンペアは1年間下げられないルールとなっている。

確かに着込めばいいんだけど、やっぱり寛げないよねぇ。

それは本題ではなく、暖房用エネルギーのコストの話です。

まず電気、灯油、都市ガス、LPガスを純粋な熱エネルギーとして比較してみたい。電気は1キロワットアワーで860キロカロリー。灯油は1リットル8767キロカロリー。都市ガスは1立方メートル1万1000キロカロリー、LPガスは2万4000キロカロリーとした。(中略)
 
電気の単価は22円としたが、地域によっては最近はもう少し高くなっている。灯油は筆者が2011年末に買った灯油の実際の単価。都市ガスも毎月変化するが、筆者宅の料金の端数を丸めてある。LPガスはお店によってかなり差があるらしいが、プロパンガス料金消費者協会の数値を参考にした。単位当たりのエネルギーや単価はバラ付きはあるが、ある程度の目安にはなるだろう。
 
1キロワットアワーのコストが最も安いのは、灯油の8.1円。次に都市ガス、LPガスときて最もコストが高いのが電気だ。元のエネルギーだけを見れば、電気ストーブの暖房が最も高コストということになる。

都市ガスと灯油はあまり差がないのですね。

エネルギーの原単位コストだけでなく、実際に暖房したときのコストではどうなるのかというと、

正確な実験ではないが、古いエアコンで外気温が低い場合は石油ファンヒーターの方がわずかに省エネ(省コスト)という結果はまずまず正解だと思われる。最新のエアコンなら外気温2度でも3倍の効率があり、石油ファンヒーターより少し省コスト。外気温が氷点下になると最新機種でも石油ファンヒーターに軍配が上がりそうだ。両方お持ちの人は外気温によって使い分けると理想的だろう。
 
節電という視点で見れば今回の比較は1円と15.6円で圧倒的に石油ファンヒーター有利だが、暖房コストは外気温に左右されるためそれぞれの環境で異なる結果となりそうだ。

かなり以前ですが、テレビ番組で「外気温5℃までならエアコン暖房が有利」と言ってましたので、妥当な結果でしょうね。

ただし省コストよりも節電を重視するならば、エアコン暖房は論外ですね。 という訳で、電気でも灯油でもない、ガスで暖房ですよ、奥さん!