「Firefox 11」が正式公開、“3Dビュー”機能と“スタイルエディタ”を装備

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窓の杜 - 【NEWS】「Firefox 11」が正式公開、“Firefox Sync”が拡張されアドオンの同期が可能に

さらに、本バージョンでは開発者向けの機能が大幅に強化され、2つの新しい機能が追加された。
 
1つは、DOM構造を視覚化する“3Dビュー”機能。本機能は“Tilt”というコードネームで開発されていたもので、WebGLを活用してHTML文書のタグ構造を3Dで表示することが可能。本機能は、Webページの右クリックメニューにある[要素を調査]を選択すると現れる“ページインスペクタ”に統合されており、右下の[3D]ボタンを押すと表示できる。
 
もう1つは“スタイルエディタ”で、メインメニューにある[Web開発]メニューから利用できる。スタイルシート(CSS)をテキストエディターのように編集して、その結果をWebページヘリアルタイムに反映させることが可能で、Webサイトのデザインを試行錯誤する際に役立ちそうだ。
 
そのほかにも、Webコンテンツの転送を高速化する“SPDY”プロトコルの実装、HTML要素の“outerHTML”プロパティへの対応、XMLHttpRequestの“HTML Parsing”への対応などが施されている。

スタイルエディタは便利そうだな。 試してみよう。