高級ステレオメーカーだった山水電気が2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻(はたん)した。負債総額は2億4765万円。2001年から香港のグランデ・グループ傘下に入って経営再建を目指したものの、近年は製品の補修を行うだけで生産や販売を停止していた。昨年、グランデが経営難に陥り、事業継続を断念した。
自分がオーディオに凝りだしたのは1989年くらいで、ちょうどバブルの頃でした。
でもまだ入社2年目くらいで、アパート借りて一人暮らししていたこともあって、高価なオーディオ機器など高嶺の花でした。
その頃に人気だったのが山水のプリメインアンプでしたね。 AU-α907i MOS Limitedには手が届かないものの、α607ならなんとか...と思ったものでした。
結局はSONYのTA-F333ESRを買っちゃったので、山水製品を使うことはなかったんですけどね。
高校の頃に電気屋でナカミチのカセットデッキ(オートリバースでカセットごとひっくり返ってた)に憧れ、最初に買ったデッキがAKAIでした。
バブル崩壊で軒並み倒産したり、外資に買収されてブランドだけが生き残ったりしましたが、できれば静かに消えていってほしいです。
素晴らしい製品を産み出した歴史は色褪せないのですから。