米国では、警察官、救急隊員など約4万人の男性公務員が長時間自転車に乗っている。大都市の交通渋滞が深刻化するにつれて、緊急業務の自転車利用がますます増えている。彼らの間から、さまざまな性的トラブルが報告されている。とくに、毎週25時間以上も乗る人には、「性器が鈍感になった」「勃起しにくくなった」「睾丸(こうがん)が慢性的に痛む」など性的な能力低下の苦情が多発している。(中略)
実際に鼠蹊部(そけいぶ)にかかる圧力をはかってみると、自転車を漕いでいる人は1平方センチ当たり202グラムで、なかには375グラムの人もいた。この部分の血流は1平方センチ当たり162グラムの圧力で悪くなることから、長時間自転車に乗れば血行障害が起きてもおかしくないという結論だった。
これは、サドルの形状が大きく関わっていることがわかってきた。通常の自転車のサドルは、ノーズが前方に突きだして股で挟み込むようになっているものが多い。この形だと鼻先の細い部分に体重が集中してかかり、陰部を圧迫する。一方で、先の尖っていないサドルでは、1平方センチ当たり71グラム程度で圧力が小さく、障害が少ないことがNIOSHの実験で判明した。
中学の頃は、下関から小倉まで自転車で行ったりしてました。
成長期に重いギヤを踏んだもので、太腿が発達して骨が伸びなくなってしまいました。
おかげで膝下に比べて膝上がイマイチ短いのですよね。
性機能に関してはよく分かりません。