ハイブリッド設定なしで カローラは生き残れるのか : J-CASTニュース
さて、カローラ復活のカギを握るHVバージョンの設定だが、開発の早い段階で見送られた。全国のカローラ店はトヨタに対し強く求めたが答えはNO。トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツと4チャンネルを抱えるトヨタは量販車についてはHVを全系列併売車種として投入する方針を貫いており、カローラ店専売のカローラにHVを搭載する可能性はほとんどなかった。
その代わりに選ばれたのはヴィッツなどと同じBプラットフォーム(車台)を使って、コンパクトなサイズに仕上げること。旧型比で全長は5~6センチメートル短くなった。すでに旧型から、幅広な海外向けと5ナンバーサイズの国内向けで造りを変えていたが、新型は完全に国内のダウンサイジング志向を意識した商品に生まれ変わった。
ディーラーは「これまでのカローラが立派すぎ、原点を見失っていたのかもしれない」と、新型の拡販にみずからを奮い立たせるかのように話す。実際には「HVがこれだけ売れている中では相当厳しい」というのが本音だ。
特定系列の専売車種にはHVは載せないってこと? 確かにオーリスもヴィッツも、ネッツ店専売だしね。
でもマジでそんな内向きな理屈が原因なのだとしたらガッカリですね。