中国人観光客の「ドカ買い」は転売目的の「仕入れ」だった

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“北京・上海のセレブ”は幻想だった? 日本で中国人観光客の「ドカ買い」が消えた理由|China Report 中国は今|ダイヤモンド・オンライン

そもそも中国では、数年前から個人利用の外国製品に対しては「携行品ならば総額5000元(現在、1元=12.5円)以下、郵送品ならば1000元以下であれば免税対象」とされてきた。が、実態は「ほぼフリーパス」状態。金額の設定自体が低すぎてナンセンスだと抗議の声もあったためだ。
 
しかし、昨今の中国人客による大量の買い物は、明らかに「個人利用」を超えていた。それは「個人経営の店で販売する「ネットオークションに出品する」などの商売目的で買い付けられていたものだった。(中略)
 
ここ数年日本各地で、来店する中国人観光客を「セレブ、セレブ」と下にも置かない歓迎ぶりだったが、このドカ買いは個人の財布の中身を使うのではなく、「業務用」や「販売用」としての、単なる他人からの「一時預り金」だった、ということになる。もっといえば、「日本への経済効果」として歓迎していたドカ買いは、密輸行為に他ならなかったのである。(中略)
 
もともと、誰よりも財布のヒモが固い中国人である。そんな彼らがこれから純粋な個人利用で「ドカ買い」をするのかどうか。

仕入れついでに観光して回っているというのが実態だったんでしょうね。

日本では「お客様は神様」なのはわかるけど、カネを持ってりゃセレブという訳ではないでしょうに。