チェルシーCL優勝おめでとう

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チェルシー欧州王者に ドラマ生んだドログバの輝き  :日本経済新聞

ボール支配率はバイエルンが55%と上回り、シュート数も34―9(枠内は21―6)とバイエルンが圧倒した。それなのにチェルシーが120分間でたった1本しかなかったCKを生かして同点にし、PK戦で勝ってしまうのだから、サッカーというのはわからない。
 
もちろん、あのサッカーは1人で何とかしてしまうドログバ抜きでは成立しない。ドログバはやはりすごい。土壇場で同点にしたヘディングシュートは、まるで足で蹴ったかのような強さがあった。
 
あの体のひねりはすさまじい。チェフと並ぶ名手であるGKノイアーが、あんなふうに頭上を抜かれたのは見たことがない。
 
しかもドログバは劣勢の中、限られたチャンスを待ち続けた。怖い顔をしているが、頭の中は常に冷静で、一発を狙っている。

チェルシーはプレミアで一番好きなチームだったので、CL優勝できて本当に嬉しいです。
ドログバって、現代における「呂布」みたいな存在なんだろうと思います。 一騎当千というのは、この人のことを言うんでしょうね。

プレミアリーグから美学が失われ、ゲルマン魂も消えた、CL決勝の真実。 - Number Web : ナンバー

ひたすら自陣のペナルティエリア付近に張り付き、相手のミスを狙ってカウンターを仕掛ける。ヨーロッパの辺境から勝ち上がって来たチームが、こういう戦い方をするならまだ納得できる。だが、チェルシーはロシアの石油王が1000億円規模の資金を投じた、最高のクオリティーを持つはずの傭兵軍団なのだ。シーズン途中に監督が交替したことを差し引いても、あまりにも臆病な戦い方だった。
 
今季のCLにおけるプレミアリーグ勢を見ると、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティがグループリーグで敗退し、決勝トーナメント1回戦でアーセナルが姿を消した。チェルシーの“アンチフットボール”を貫く弱気な姿勢は偶然ではなく、ブランド力の低下が始まっているがゆえの兆候なのではないだろうか。

出た! このヒト、本当に“アンチフットボール”批判が好きだね。 そんなに美しいサッカーが見たいなら、バルサのビデオをループ再生してウットリしてればいいのに。

だいたい「プレミアの美学」ってなんなのさ。 ロングボールを多用する「キック&ラッシュ」全盛だったのは、そんなに昔の話じゃないぜ。