風邪薬で副作用死? スティーブンス・ジョンソン症候群とは

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<風邪薬で副作用死>皮膚疾患が悪化 2年半で131人死亡 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

風邪薬などの副作用で起きる皮膚疾患「スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)」と、その症状が悪化した中毒性表皮壊死(えし)症で、今年1月までの2年半に全国で131人が死亡したことが厚生労働省のまとめで分かった。SJSは10年以上前に問題化。厚労省は10年9月、製薬業界に対し、一部医薬品の添付文書に副作用として追記するよう求めたが、発症メカニズムは未解明で依然として被害は深刻なままだ。同省は「初期症状が疑われたら、早期に受診を」と改めて注意を呼び掛けている。

そんな病気があるんですね。

スティーブンス・ジョンソン症候群 - Wikipedia

原因はウイルスの感染、薬剤の副作用、悪性腫瘍、または原因不明な場合がある。
副作用の場合はペニシリン系・セフェム系の抗生物質セフジニルやゾニサミド、カルバマゼピン、フェノバルビタールといった抗てんかん薬または非ステロイド性抗炎症薬、その他原因となる薬物は1100種類以上あるという。
 
紅斑、水疱、糜爛が皮膚や粘膜の大部分の部位に広く現われることに加え、高熱や悪心を伴う。また、皮膚や粘膜だけではなく目にも症状が現れ、失明することもあり、治癒後も目に後遺症が残りうる。
致死率は患部が体表の10%未満の場合なら5%。

気をつけましょうと言って予防できるようなものではないですが、そんな皮膚疾患もあるというのを頭に入れておいたほうがいいと思います。