朝日新聞デジタル:両陛下、フグを熱心に観察 訪問先の山口の水族館で - 社会
天皇、皇后両陛下は28日、訪問していた山口県で下関市立しものせき水族館海響館を視察した。様々なフグを熱心に見て回り、天皇陛下は「どのぐらい生きているんですか」「これは毒がありますか」などと質問していた。
これに先立ち、両陛下は同市の安徳天皇陵に参拝した。1185年の壇ノ浦の戦いで入水(じゅすい)した安徳天皇の陵墓。同日夕、特別機で帰京した。
以前に安徳天皇は生き延びて四国に渡ったという説を聞いたことがありますが、公式には壇ノ浦で入水したことになっているようです(当然ですが)。
安徳天皇は、最期を覚悟して神爾と宝剣を身につけた祖母二位尼(平時子)に抱き上げられると、「尼ぜ、わたしをどこへ連れて行こうとするのか」と問いかける。二位尼は涙をおさえて「君は前世の修行によって天子としてお生まれになられましたが、悪縁に引かれ、御運はもはや尽きてしまわれました。この世は辛く厭わしいところですから、極楽浄土という結構なところにお連れ申すのです」と言い聞かせる。安徳天皇は小さな手を合わせ、東を向いて伊勢神宮を遙拝し、続けて西を向いて念仏を唱え、二位尼は「波の下にも都がございます」と慰め、安徳天皇を抱いたまま壇ノ浦の急流に身を投じた。安徳天皇は、歴代最年少の数え年8歳(満6歳4ヶ月)で崩御した(『平家物語』「先帝身投」より)。
母の建礼門院(平徳子)も入水するが、熊手に髪をかけられ引き上げられている。
うちの母(下関生まれ)とか、この辺りの話を語り部のように話します。 「建礼門院がかわいそう」と言ってました。
昨年秋に三千院に行った時に、寂光院にも寄ればよかったね。