トヨタ、燃料電池車を供与 BMWと次世代環境技術の提携拡大 (フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース
トヨタが今回、燃料電池車の技術まで供与するのは、次世代環境車の“本命”と位置づけているためだ。走行中の二酸化炭素(CO2)排出ゼロのEVがすでに商品化されているが、フル充電しても走行距離が200キロ程度に制限されるのが難点。電池の技術開発が進み距離が長くなるとみられるが、それでも限界はある。
これに対し燃料電池車は同じCO2排出ゼロでも、水素スタンドが普及すれば長距離走行が可能となる。欧州では環境規制の対応と同時に長距離走行も求められるため、燃料電池車の普及が先行するとみられている。
トヨタは家庭用電源でも充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)、EV、燃料電池車、ディーゼルエンジンなど全方位で次世代エコカー技術を開発しているが、HVの次の“本命”はEVよりも燃料電池車とみており、BMWとの協業で欧州販売で先手を打ちたい考え。
10年前は、技術のポテンシャルから言えばプラズマの方が上だったと思うのですよ。 自発光式でコントラストが高く取れるし、残像感も少ないし。
でも結局は液晶パネルの急激なコストダウンについていけず、分割式LEDバックライトや4倍速駆動などで画質面でもプラズマの優位性がなくなってしまいました。
必ずしも技術のスジが良いものが勝者になる訳ではありません。 正しい方向性(FPDの場合は低価格化)に進化のスピードが早いものだけが生き残るのです。
そう考えたとき、自動車のパワートレーンはどうなるのでしょうね?
間違いなくパワーユニット改革は起きる。日産は以前から電池容量1kWあたり2万円台前半を目標にしていると、とは言ってないけれど、否定していなかった。ここにきてアメリカでも「2015年に1kWあたり250ドルになる」みたいな話が普通に聞かれるようになりつつあります。
仮に1kW=2万5千円が実現したらどうなるか。リーフの電池容量24kW分だと60万円。ガソリン車と電気自動車の生産コストは、間違いなく後者の方が少なくて済む。エンジン/冷却系/ミッション/クラッチの代替がモーターとインバータ。電池を除くと高額の構成部品少ない。
実際には価格低下は、バッテリー搭載量を増やすために使われるでしょうから、そのまま本体価格の低下につながるとは思えません。
でも日産が掲げた「2020年に5%」というEV販売台数は実現するかもしれませんね。