すっかり節電blogと化している昨今です。 もうそろそろ通常営業に戻りますが。
ACアダプタ化に伴い、Webサーバーのケースから電源を抜き取って使っている訳ですが、このケースの電源はフロントパネルの裏側下部にあり、ケース背面にはファン(80mm)があるだけです。
このファンは結構風量があるようで、音も煩いです。 熱源が大幅に減ったので、もう少し弱いファンにすれば、消費電力も下がるのではないでしょうか?
80mmというのはわりとマイナーで、店頭でもあまり種類が置いてなかったりします。 こういうときは Amazonです。
あまり風量が不足して、夏場に不安定になっても困るので、回転数2,000rpmの RDL8025Sにしました。 12V x 0.08A = 0.96Wですね。
もっと低い回転数のファンでも、アンペア数は変わらなかったりします。
交換前の消費電力は約15.2Wでした(変動するので大体の中間値を撮っています)。 前の記事から少し下がっていますが、USBキーボードを外した影響だと思います。
写真には写っていませんが、ケース付属のファン(0.18A)は4ピンコネクタ(大)から電源を取るタイプ。 RDL8025Sはファン用3ピンコネクタでパルスセンサー付きです。 DN2800MTのケースファン用端子から給電できます。
サクッと交換して、さて消費電力は? 定格によれば0.1Aダウンするので、1.2W少なくなるはずです。
なんと13.4Wと1.8Wのダウンです。 起動時には15.1Wまで上がることもありました。
これで更新前と比べて、消費電力半減を実現することができました。
完全ファンレスにすれば、もう少し下がるでしょうが、やはりサーバーは安定第一です。
ここまでくると、メモリをDDR3L(1.35V)にしたらどうなるか興味がありますが、どうなんでしょうね?